「靴と革の日々」 by 靴屋の小人

靴屋の小人が一生懸命靴作りとレザクラをするお話です

これなら大丈夫!?

前回は、斜めにカットしてしまったため、菱目も若干斜めに打ち込むことになりました。

接着していたゴムのりが剥がれるということもあり、アッパーと底を縫い合わせる工程で、大変な目に遭いました。

(詳しくは、こちらを↓↓↓)

 

「まだまだ縫っていきます」 https://shoemakers.hatenablog.com/entry/2019/07/02/074439

「縫ったぞ〜!」 https://shoemakers.hatenablog.com/entry/2019/07/04/075039

 

今回は、そのようなこともなく、真っ直ぐにしっかりと菱目を打ち込んだので、大丈夫!…だと思います。

履き口を縫った時の感覚では大きな違いが感じられましたし、ゴムのりもしっかりと付いています。

 

マスターに教えてもらいながら作業をする時には、ふ〜ん、そうなんだ、と何気なく聞いていますが、実際作業をしてみて失敗をすると、その重要性や本当の意味が分かってくるのですね。むしろ、失敗しないと、ふ〜ん、そうなんだ、のままかもしれません。失敗して、自分の頭と体を働かせて作業をすることによって、初めてその技が会得できるのだと思います。

 

ということで、失敗は成功の元、失敗を恐れずにガシガシ作業を進めるぞ!

 

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