2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧
さて、吊り込み作業が終わったところで、靴底とアッパーとを貼り合わせることになるのですが、その前に吊り込んだ部分の処理をして平坦にする必要があります。 まずは、中底、ライナー、表革のそれぞれの間で、隙間がある所にゴム糊を塗ります。その後、吊り…
左足と同様に、右足の吊り込み作業を行いました。多少は段取りが良くなったものの、相変わらずのすったもんだでした (^_^;) もっと出来ると思ったのになぁ… 前回は、訳も分からず、無我夢中で吊ってたんですが、今回は、こうするとこうなるのかな、なんて考…
「どれどれ。ちょっと右によってますね。それからここのところが少し浮いています。」 何本か釘を抜いて、吊り込みをし直して、釘を打ってもらいました。 ほ〜、さすがマスター。何点か直しただけで、綺麗なカーブが出ました。良かった (^-^) このように、作…
まずは、木型の中心にアッパーを仮止めします。これが右や左にズレるといびつな形になるので、慎重に行わなければなりません。踵の上の方の針穴が見えないような位置に仮止めの釘を打ちます。吊り込みのスタートになる、重要なポイントなので、マスターに打…
来た〜!って感じです。 工房に行くと、マスターから「今日は吊り込みですね。」といきなり先制攻撃。 自然と気合いが入ります。 道具としては、ワニと釘抜き。それに釘。 (ワニの使い方については、工房のブログを見て下さい。https://www.risette-shoe.com…
「いきなり靴作りはハードルが高い」、「何か簡単なものから始めたい」というご要望にお応えして、この度、私がお世話になっている工房では、初級、中級者向けワークショップを開催します。 製作出来るアイテムは、スマホケース、小銭入れ、トートバッグ、ル…
最終コーナーに差し掛かる前に、超〜地味なパーツを作ります。 ヒールの所に入れる芯と中敷です。 ヒールの形にカットした芯の周りを中心から端に向かって漉いて行くのですが、端っこでは0ミリにするという、通称「0漉き」ってやつです。 革は今までとは違う…
靴屋の小人が修行している工房は、大阪市内の空堀商店街にあります。 元々は昔ながらの商店街で、今でも八百屋さんとか町の電気屋さんとかもあるのですが、最近では、町の活性化の一環で、かわいい雑貨屋さんとか、ネットで人気のケーキ屋さんだとかが多数進…
ベロの部分と羽根の部分をカンヌキで接合します。これでアッパー部分が完成です。遂にここまで来ました。 思い起こせば苦労の連続で…というほど大したことはしていないのですが (^_^;) 多少の不出来な部分はあるものの、初めての靴作りとしては、今のところ…