「靴と革の日々」 by 靴屋の小人

靴屋の小人が一生懸命靴作りとレザクラをするお話です

2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

アッパーのミシン掛け(1)

踵の部分です。 前回は縫い割りまでしたので、今回はその部分を縫います。 張り合わせた部分は、どうしても強度が落ちるので補強が必要なのです。 まずは銀面を荒らしてゴムのりでペタッ! ミシンでコの字に縫います。 出来上がり〜 「縫い目が乱れないよう…

縫い割りだ〜!

靴作りには色々な技法があって、縫い割りもその一つです。 一枚の革で靴作るのが強度的には一番ですが、立体に作らないといけないので、どうしても革と革を貼り合せて縫うことになります。 縫い合わせると縫ったところが凸ってなるので足当たりが悪くなりま…

ライニングを縫います

トウとタンの部分の合体です。(上がトウ、下がタン) 銀面を荒らしてから、ゴムのりで接着からの圧着 靴の形に合わせて丸みをつけて張り合わせます。 ミシンを掛けます。が… 悲惨な出来上がりです いくら見えないところだと言ってもねぇ… 緩やかな山なりカー…

アンチコロナプロジェクトに参加しています😊

僕は今、「アンチコロナプロジェクト」という活動に参加しています。(詳しくはこちらをご覧ください https://ameblo.jp/anticorona/entry-12609281803.html ) これは、Twitterを起点として始まった活動で、レザークラフトを中心として、様々な有志のクラフタ…

漉きです❣️

ライニングから始めます。 まずは漉き機で漉くのですが、薄い豚革なので無理は出来ません。 上手く漉けてない部分は手で漉きます。 漉き機で漉いた後、半分くらいは手で調整しました。 次にアッパーです。 漉き機を使う場合、漉き始めの部分(上の端)はどうし…