「靴と革の日々」 by 靴屋の小人

靴屋の小人が一生懸命靴作りとレザクラをするお話です

2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

靴底製作

前2作はスニーカーだったのでゴム底を貼り付けたのですが、今回はブーツなので革底にしました。 革底って、高級靴の感じせえへん?ごっつ〜ええ感じ 厚さは5mm! 普通のレザクラでは、まず使わない厚さだと思います。 取り敢えず粗断ちをしました。 めちゃく…

やっぱり靴作りは吊り込みだ!

やっぱり吊り込みが、靴を作ってるんだ感を一番感じる時です。 水に濡らしたかかと芯をアッパーとライニングの間に入れてノリで貼り付けます。 まずはかかとから。 左右を均等に吊り込んでいきます。 革が硬いので、どうしても浮き気味になります。しっかり…

先芯とかかと芯

先芯とかかと芯を作ります。 吊り込みの前にトゥとかかとの部分のアッパーとライニングの間に入れ、靴の型崩れを防ぐと共に強化を図ります。 見た目にはほとんど影響せず、かつ、めっちゃ地味な作業のくせして、時間はかかるわ、気は使うわ、靴作ってる感は…

ブログを始めて1年7ヶ月、よく続いたなぁ😊

ご存知の方はご存知ですが、ブログを始めて1年7ヶ月ということは、靴作りを始めて1年7ヶ月ということでして 作った作品は、レザースニーカー2足、ルームシューズ6足、カードケース3個、ピックケース10個位、ペンケース1個、革包丁ケース1個、ヘリ落としカバ…

ドミトリーに泊まって、モカシンシューズを作ろう

靴工房risette (くつこうぼうリゼット https://www.risette-shoe.com )では、空堀商店街にあるゲストハウス「とろとろ」さん( https://hostel-tolotolo-osaka.jp )とコラボして、「ドミトリーに泊まってモカシンシューズを作ろう」という企画を行います。 こ…

中底作り

アッパーが終わったので吊り込みの準備です。 まずは、吊り込みのベースとなる中底を作ります。 厚さ5mm程度の床革を、型紙に合わせて切り出します。 レザクラというよりは、どちらかと言うと大工仕事に近い感じです 一気に切るには相当の力が要ます。多分、…