「靴と革の日々」 by 靴屋の小人

靴屋の小人が一生懸命靴作りとレザクラをするお話です

縫うぞ〜!の続き

先ずは、革と革を固定するための仮止めのゴム糊をつけます。

塗って直ぐには粘着力がないので、しばらく乾かしてから貼り合わせます。貼り合わせたら、いよいよ本番です。

 

何回か端切れで練習をしてから本番に取り掛かります。出来るだけ外側を縫いたいのですが、針が落ちてしまわないか心配で、なかなか一針目を置くことができません。とはいえ、そんなことを言っていても始まらないので、えいっ!と置きました。

まずは返し縫い、そしてステッチ。カタカタカタとミシンは動きます。出来るだけ端の方を攻めたいのですが攻めきれません。

ふ〜、一つ終わり。マスターに見てもらいます。

 

良いですね、でも、もう少し攻めてみましょう。

 

ですよね〜、自分で見てもそう思います。

 

2回目。カタカタカタ…

ふ〜、やっぱり変わらない。もっと練習したほうがよかったかなぁ。

気を取り直してもう一度。3回目。

少しはマシか。あまり変わらないな。よし!ラスト。

 

気合いを入れ直して。カタカタカタ…

 

とにかく出来た。

 

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まぁ、こんなもんか。それなりに出来た、と思っておこう。