「靴と革の日々」 by 靴屋の小人

靴屋の小人が一生懸命靴作りとレザクラをするお話です

2ヶ月ぶりの靴製作です😊

憎っくきコロナウイルスのせいで2ヶ月間も靴作りをお休みしていましたが、ついに復活です😊

 

前回はアッパーの型紙作りまでだったので、その続きのライニングの型紙作りから再スタートです。

 

パーツは3つ、トゥとタンと羽根の3つです。

 

重ねしろや縫いしろを想定してデザイン型から裁断型を起こしていきます。

 

「このラインは3mm足しましょう」とか、「ここまで重なるのでラインが引けるように穴を開けておきましょう」とかのマスターの指示に対して、素直に作業を進めていきます。説明を聞くと、な〜るほど!と感心するのですが、それが思いつくかというとまず無理で、かすかな記憶で、「ここ、何ミリか足しときます?」と聞くと、「そうですね、そこは6mmですね。」とか言われて、密かにガッツポーズをするのが関の山です😅

 

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型紙が出来上がると、次は裁断です。

 

前回型紙を作ったアッパーから切り出していきます。銀ペンでラインを写し取って革包丁で切ります。

 

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いつも包丁をピンピンに研いでいてくれるので、作業はスムーズに進みます。マスター、ありがとう〜😊

 

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無事切り出せました😊

こうやって見ると、靴ってたくさん革を使うなぁ〜

ほぼ同じ量、ライニングにも使うし。

 

次回は漉きです😊