「靴と革の日々」 by 靴屋の小人

靴屋の小人が一生懸命靴作りとレザクラをするお話です

革選び〜♫

靴屋の小人です (^-^)

 

ついに型紙が完成したので、出来上がりをイメージしながら、どんな革で、どんな色にするか決めます。

 

比較的光沢のあるシッカリとした革を選びました。色はバーガンディー

最初は無難な白とか黒を考えていたんですが、やっぱり自分で作る最初の靴だし、少し冒険しようと思いこの色に。マスターも賛成してくれました。実は、バーガンディーはマスターも好きな色で、同じバーガンディーでも、明るさや色目など複数の種類の在庫があったんです。

その中でも、深い色でありながら色鮮やかなものを選びました。ワインでいうと、長期熟成のきくカベルネのような感じの色です。

やった〜!決まったぜぃ!

 

で、内側はどうします?って言われて、えっ、内側??

そう、靴の内側ですよ。  そう言われて、初めて気付く靴屋の小人です。(そりゃそうだよな、内側だって要るよな。でも、工程が増える…大変…)

 

外側が生きるように、内側は逆に少し明るい茶色にしました。(あまり見える所ではありませんが、ここは自作靴のこだわりです。)

 

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ついにここまで来ました。次は裁断です。