「靴と革の日々」 by 靴屋の小人

靴屋の小人が一生懸命靴作りとレザクラをするお話です

ついに靴デザイン!

こんにちは、靴屋の小人です (^-^)

 

次の工程は靴のデザインです。キタ〜!って感じです。

 

今回のスニーカーは外羽根で作ります。初心者は外羽根の方が作りやすいんだそうです。(一人前に「外羽根の」とか言ってますがよく分かっていません。詳しくはこちらへ ➡️ https://www.risette-shoe.com/blog-1/当工房で出来ること-外羽根編)

 

では、どんな感じが良いか、デザインしてみましょう、ということで前回作った基本の型からデザイン用の型を切り起こし、そこに鉛筆で描きます。

 

今まで、サイトや雑誌の写真を参考にしたり、実際、気になるメーカーのショップに足を運んだりして、自分なりのイメージだけは膨らませて来ました。ついに、それをデザインにする工程が来たのです。

 

しか〜し、相変わらずの想像力の不足から、どうデザインすればそんなイメージになるのか、全く見当がつきません。だいたい、2Dの型紙上に描いたイメージが、CGでもあるまいし、ニョキニョキっと3Dになるわけがないじゃないですか。デザイナーさんとか建築家は素晴らしい才能の持ち主に違いありません!ほんと尊敬します。

 

とはいえ、とりあえずやってみましょう!というマスターの後押しを受けて、おっかなビックリで線を引きます。そうすると、ちょっとずつ靴みたいになって来たじゃあ〜りませんか。よ〜しっ、いい感じ!何だか分からないけど、デシデシと描いてみました。マスター、出来ました!

 

どれどれ…ここは出来上がるとこうなるのでこうしたらどうですか、とか、ここは足が当たる部分なので、もう少し線を伸ばしたら良いですよ、とかのアドバイスをもらい、また、実際に製作するときのためのノウハウやポイントをふむふむと聞きながら、門外不出?のレシピを織り交ぜて、完成〜!しました。

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(ただ、この型紙から本当に出来上がるのか、未だ半信半疑です…)