ライニングを縫います
トウとタンの部分の合体です。(上がトウ、下がタン)
銀面を荒らしてから、ゴムのりで接着からの圧着
靴の形に合わせて丸みをつけて張り合わせます。
ミシンを掛けます。が…
悲惨な出来上がりです😅
いくら見えないところだと言ってもねぇ…
緩やかな山なりカーブから、途中で谷になり、また再び山なりになるという。一見易しそうですが、実は難易度が高かった😅
今回はライニングなので、見えないからということで大丈夫といえば大丈夫なんですが、これがアッパーなら目も当てられない結果になります。内羽根靴の羽根の部分が同じ様な形状になるんですが、初めて内羽根を作る時には、皆この洗礼を受けることになるんだそうです。内羽根あるある的な😊
もう片方で再挑戦!
今度は慎重に…
息が…つまる…
さっきよりましですが、これが売り物だったら話になりません😅
目立つ色の糸だからですよ、と、工房のマスターは慰めてくれましたが、目立たない色だったらいいのか、という訳ではないので、やはり頑張らねばと思う今日この頃です。
翌日、改めてデパートの靴売り場に行って、お客さんのふりをして内羽根靴を見てみたのですが、当然のことながら綺麗なラインが出ています。中には、これ見よがしに技量をひけらかすが如く(下手くそが僻んで見るのでそう思うのです。あくまでもデザインです。)、狭い隙間に3本のラインがある高級靴も👞
靴職人は凄い!と、改めて感動したのでした。高級靴が高いのにはそれなりの訳があるのです😊