「靴と革の日々」 by 靴屋の小人

靴屋の小人が一生懸命靴作りとレザクラをするお話です

縫うぞ〜! (でも、まだだけど)

初めての手縫いです。

 

手縫ができるようになると、他のレザークラフトにも役に立つので、しっかりとマスターしたいと思います。

履き口のところから取り掛かります。

 

まずは穴あけから。

穴あけには、ねじ捻と菱目打ちとハンマー?を使います。

革の端から均等な位置に縫い目を作るためにねじ捻で線を引きます。ねじ捻を革に対して直角に当てないと、端からの距離が変わるので慎重に行います。

線が引けたら菱目打ちで穴を開ける位置に印をつけます。

比較的まっすぐな部分については4本目のものを、カーブのところでは2本目のものを使いました。2本目といっても、ひとつ前に印をつけたとことに1本の目を当てるので、実質ひとつずつしか進まないのですね。でも真っ直ぐで等間隔な縫い目を付けるためには仕方がないと諦め、コツコツと進んでいきます。直線部では、一気に3つ進むのでお得な感じがします。

印がつけられたら穴を開けます。菱目打ちを革に対して垂直に立て、樹脂製の円柱の頭の部分を持ったハンマーのようなもので、ガツンと一発叩きます。どれくらいの力で叩けば良いのか、最初は分からなかったので、コンコンと二度打ちをしてたんですが、「一発で仕留める方がいいですよ、それから、菱目打ちは垂直に立てて下さいね。裏っ側で落っこちると大変なので。」とのマスターのアドバイスに従い、気合を込めて「えい!」。裏返してみると、ほっ😌、ちゃんと通ってる。そして、落ちてない!菱目を抜くとそこにはきれいな菱型の穴が。(当たり前ですが)

 

やったぜ!

 

でも、なんで菱形なの???

 

 

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